【文化財・宝物】    
  佐久奈度神社御旅所(大津市大石中三丁目四ー三)
   本社より五百メートルほど南に行ったところに位置し、四月三日の神幸祭から約二週間後の還幸祭までのあいだ神輿が納められます。
 建物は鎌倉時代の本社の古材を用いて建てられており、向拝の蛙股にほどこされた彫刻は見事です。大津市の文化財に指定されております。
  大石蔵之介良勝奉納の絵馬
   『忠臣蔵』で有名な大石蔵之介良雄の出た大石家は近江国大石荘(現・滋賀県大津市大石)の出身です。良雄の曾祖父良勝のときに浅野長重に仕え、大阪の役で活躍して千五百石の家老となりました。この良勝が武運長久を祈願して当社に寛永六年(一六二九)奉納した絵馬です。「板絵著色武者騎馬像」といわれ、烏帽子に直垂をつけた自分の騎乗姿を描いたもので、こちらも大津市の文化財に指定されております。  
  伊勢神宮より納められた神剣と鼻高面
   伊勢神宮参拝の前に当社で禊ぎをするという古来からの慣例を通して、伊勢神宮より納められた真剣と鼻高面が当社に伝えられております。
     
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